
A香港型、Aソ連型やらなんやら、インフルエンザの流行期(普通は12月~3月頃)にきっとと言うてええほど耳にしはる言葉がおます。
過去に発生して大流行し、大勢の死モンを出どした「スペインかよ」「香港かよ」はの菌はそれぞれ、スペイン風邪は「A型インフルエンザ菌H1N1亜型」、香港かぜは「A型インフルエンザ菌H3N2亜種」どす(この場合、亜種=変異と捉えてええでっしゃろ)。
Aソ連型の菌はスペインかぜとおんなじ「H1N1亜型」どす。
これらの菌が、今まで「インフルエンザ」「季節性インフルエンザ」と呼ばれとった旧型のインフルエンザ菌で、今は病院でワクチンの予防接種を受けて防いやり、感染しても重症化を免れへんことが出来るんでっせ。
インフルエンザ菌はA型、B型、C型とありますが、人はみなの型に感染しはると言われていますわ。
イヤなことに、このわてのA型が変異を起こしやすく、スペインかぜやらなんやらみたいにパンデミック(世界的大流行)を引き起こしてきたんどす。
パンデミックが懸念されとるのは、鳥インフルエンザ菌で、こらA型のH5N1菌どす。
これが人に感染して変異を起こして人さかい人へと感染を広げていった場合、強毒性(強い毒性を持った)インフルエンザ菌になって、パンデミックを引き起こし、ぎょうさんの死モンが出ると考えられ恐れられていますわ。
そやけども今のトコ鳥インフルエンザの流行は起きとりません。
A型とC型のインフルエンザ菌は豚に感染しまっけど、A型の菌やて豚に対して症状を引き起こすのはH1N1、H1N2、H3N1 、H3N2の菌どす。
このわて、H1N1型菌が豚さかい人へ感染どしたのが件の「新型インフルエンザ」どす。
H1N1菌が豚さかい人へ感染しはる過程で遺伝子の変異を起こし、「新型」となって医療や病院が対応しはる前に、人さかい人へと感染を起こすようになって、これが現在の「新型インフルエンザ」としゃべるやっかいなやまいの流行に繋がったんどす。